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SEO業者の選び方 絶対に気をつけたい6つのポイント。詐欺に遭わない為に…

2015/06/02カテゴリー:SEO対策コラム

seo業者を選ぶ時絶対気をつけてほしい6つのポイント

これまでたくさんの人がSEO会社選びに失敗して、悲しい目に遭っています。

ブラックボックスである「Googleアルゴリズム」を言葉の盾にして、詐欺のような事を行なっている業者も現実としてたくさんあります。
そのような悪い評判が広がり、またGoogleの取り締まりが厳しくなったという事もあり、最近では発注側もずいぶん気をつけるようになりましたが、それでも未だに酷いサービスを売りつけているSEO業者も存在しています。

しかしながら、SEO対策というのはいつの時代も重要なもので、特に会社やサービスを立ち上げた直後の忙しい経営者さんなどは、今更SEOのいろはを学んでいる余裕も無いし、できる事なら外に投げたいというのは当然の流れです。

そこで今回は、実際に「SEOでお金を頂いてメシを食べている」立場から、「こんなSEO業者は辞めておいた方がいい!」というポイントを6つご紹介します。

SEO業者選びの際にご参考下さい。

 

(1)やたらと危機感を煽ってくる

「今の時代のSEOは◯◯だから、これをやらないとグーグルさんに弾かれる」みたいな事を煽って、よくわからない対策を強制させてくるような業者です。得てして、追加料金を請求してきます。

たとえば最近だと、4月21日にGoogleがモバイルアルゴリズムを一新し、「サイトがモバイル対応しているかどうかがモバイル検索順位に影響する」という旨が事前に大々的に告知されました。
この時に、「Googleがアルゴリズムをまたアップデートする。サイトがスマホ対応してないと、Google検索に表示されなくなる」と煽って(騙して)、無理矢理スマホサイト制作を発注させた業者も実際にあったみたいです。
しかも、「このサイトはウチで制作したから、ウチじゃないとスマホサイト制作が行えない」と逃げ場を無くした上でボッタクリ制作費を巻き上げたというオチまで付いています。本当にあった怖い話です。

ぶっちゃけWebやITに詳しくない方を騙すのは難しくありません。僕らのようなWebの業界の人なら、そのような人たちを騙すは簡単なことだと思うし、やろうと思えばいくらでも出来るでしょう。

だから、やたらと何かを煽ってくるような業者さんには用心してください。
(上の話で言えば、サイトをスマホ対応させるのはいずれにせよ重要な事なのでSEOの立場からすれば推奨したいですが、”スマホ対応しないとGoogle検索に表示されなくなる”というのは真っ赤な嘘です。もし判断がつかないような事があればnakatani@riverch.jpまでご質問貰えればわかる範囲でお答えします。)

 

(2)うちの被リンクは安全だと言い張る

まず企業として、2015年の時点で未だに被リンク販売のビジネスをメインで行なっている時点で不安になるのですが…。

本当にその被リンクが安全かどうかは実はどうでもいい事です。被リンク購入には例外なくリスクが付いてきます。何らかの痛い目にあうのは時間の問題で、”時限爆弾”が発動すれば、それこそGoogle検索から弾かれるか、費用をかけて依頼した外部リンク効果がゼロになるだけです。
“うちの被リンクは安全”と言えど、誰もなにも保証なんてしていません。いずれ”時限爆弾”が発動する日が来るかもしれないとビクビクしながら毎日を過ごしますか?

極端な例かもしれませんが、”うちの被リンクは安全”というのは、闇医者が現れて”うちのクスリは安全ですよ”と言いながら得体の知れない錠剤を渡されるようなものですよ。あなたは飲めますか?

ダイジョーブですか?

 

 

(3)順位を保証してくる

「ご希望のキーワードで必ず1位にします!」と言う業者さんには要注意です。「このキーワードは穴場で、狙い目です」というようなことを目安的に教えてくれるならともかく、よっぽどガラ空きのロングテールキーワードでない限り、○位という検索順位の保証や絶対予想はできません。そんな事は真剣にSEOの事を考えている人なら誰でもわかるはずです。

にも関わらず、契約が欲しい一心で「1位に出来ます」と安易に発言するのはトラブルの元です。
実際に、「◯◯というキーワードで1位にすると言ったから契約した」「そんな事は言ってない」「いや言った」「契約書にはそんな事どこにも書いていない」という最悪の水掛け論になっている現場に立ち会った事もあります…。話を聞いているだけで心労してしまいました。自分が当事者だと思うと…ぞっとしますね。

 

(4)収益性を度外視する

SEOは万能ではありません。…と、言うより、検索キーワードは万能ではありません。
いくらあなたのビジネスを表現するキーワードだからと言って、そのキーワードで上位表示すれば収益に繋がると言うとそうでもありません。

過去記事:ビッグキーワードで上位表示したけど、流入率を調べたらムッチャ低かった事例4つ

SEO対策とは好きなキーワードで上位表示するための技術として終始するものでなく、Webサイトから収益を上げるためのほんの1つの手段に過ぎません。だからこそ、あなたのビジネスをちゃんと考えて、収益につながるキーワードもしっかり検討する必要があります。

キーワードのコンバージョン性や収益性を無視し、検索順位の話題しか挙がらない業者さんは辞めておいた方が良いでしょう。

 

(5)会って話せない、顔が見えない、情報を発信していない

大手のSEO会社では、知識に乏しい新人の営業マンにテレアポをやらせて、受注後もそのまま担当させるというパターンも少なくないようです。本当にその担当で大丈夫なのか?SEOやWebマーケティングの知識はおろか、社会的にも未熟な人間なのではないだろうか?

それを確かめるには実際に会って話すのが一番なわけですが、地理的な問題でなく「会わせてくれない」というのはおかしな話だと想います。

なぜなら、なんだかんだで、どうしてもSEOというのは不透明で、怪しいと思われてしまう運命にあります。(だからこそ僕は当ブログで顔写真と実名を晒したりしてます。)
SEO業者も自分たちでそれはよくわかっているはず。本当に真摯にSEOに取り組んでいるなら、顧客に安心して契約してほしいからこそ直接会って話したり、Web上で顔を出していたり、またブログなどでSEOについての正しい情報を発信したいと思うはずです。少なくとも自分はそう思うのですが…。

 

(6)契約期間がやたら長い

かつて、「リース契約」と称してWebサイトの制作費・利用料を5年分契約するという悪徳業者が横行しました。(だいたい5年満了する前に制作業者が倒産する。)

さすがに今ではSEO対策でのリース契約は無いとは思いますが、数年単位での契約を取り付けようとする業者もあるかもしれません。

SEOサービスの契約に最適な「最低契約期間」は6ヶ月くらいかなぁと思います。以降は毎月自動更新で。
少なくとも1年以上の縛りがあるの辞めておいたほうがいいでしょう。万が一トラブルがあった際、契約期間に縛りがあって抜けられないというのは最悪ですよね。

(かと言って1〜3ヶ月など、短すぎるのものおかしいです。SEOは継続が大切なので。)

 

(番外編)電話営業してくるSEO業者ってどうなの?

よく「SEO業者のくせに電話営業するのは矛盾している」という指摘が挙がります。本当に実力のあるSEO業者なら、自分たちのサイトを上位表示させてインバウンドで受注しろ、というのがその理由です。

僕はアウトバウンドで営業をかけるSEO業者は必ずしもおかしいとは思いません。なぜなら、検索エンジンからインバウンドで受注するためには、まず検索エンジンを使って能動的にSEO業者を探している人がいる事が前提です。SEOが必要ながらもその必要性に自分で気づいていない人はまず検索エンジンで探すという行動を取らないので、そういう人にリーチするためにはアウトバウンドで営業をかけるしかないからです。

一方で、たしかにゴリゴリの電話営業をかけてくるSEO業者さんの中には詐欺まがいのサービスを売りつけるようなところが多い、という話も聞きます。もし本当にあなたがSEO対策の知恵を必要としていて、ちょうどそんな営業電話がかかってきたなら、ここに挙げた6つのポイントに注意して選定してみてください。

なんだか、疑心暗鬼になるような記事になってしまいましたが、中には素晴らしいSEO業者さんもたくさんあります。そんな頼れるパートナーと出会えるように祈っています。

ご相談などがありましたら、中谷(nakatani@riverch.jp)までお気軽にメールくださいね。

検索エンジンマーケティング担当。
正攻法に特化したSEOコンサルタントとして、大小様々なサイトのSEOを指導。
フォースと共にあらんことを。

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