サテライトサイトのSEO効果 小回りの効く作り方を
2014/02/20カテゴリー:実用SEO対策
SEO対策をする中で時折耳にする「サテライトサイト」を使った戦略。
この記事では、サテライトサイトを立ち上げまくっている筆者の経験から、サテライトサイトの利点、戦略などの情報をお伝えします。
この記事の目次
サテライトサイトのメリットとは
SEOにおけるテクニック(?)のひとつとして、サテライトサイト運営が挙げられます。
サテライトサイトとは、本サイトとは異なる趣旨の小〜中規模サイト(衛星サイト)のことです。
サテライトサイトのメリットはこんな感じでしょうか。
- 本サイトでは扱えない、カジュアルなテーマ、話題を自由に取り上げられる。
- 本サイトでは狙いきれない、ミドル〜ロングテールのキーワードで上位表示させられれば、新たな集客チャネルとなる。
- 商品購買の検討段階のユーザーを本サイトに流し込む事ができる。
- 特定のテーマに絞ったサイトとなるので、本サイトに対する強力な被リンクとなる。
僕の担当させて頂いてるお客様にも、毎月1本のサテライトサイトを行っているところがあります。
月に1本のサテライトサイトを立ち上げれば、結構な数になります。
そこで得られるデータや結果は大変興味深いものがあります。
サテライトサイトをいくつも操る中で、「これはサテライトサイトにしか出来ないな」というか、「サテライトサイトだからこそやるべきだな」と感じた立ち回り方があります。
それは「とにかく小回りを利かす」という事。
小回りを効かせて、変幻自在に戦うのがサテライトサイトの利点
僕の勝手なイメージなんですが、サテライトサイトってガンダムの「ファンネル」とか、グラディウスのパワーアップアイテムで出てくる追尾レーザーみたいなイメージがあります。
ガンダムのファンネルや、グラディウスのレーザーが本体の回りを飛び回って援護射撃しまくるように、
サテライトサイトも様々なSEOキーワード間を自由に飛び回り、本サイトでは取れないキーワードを撃ちまくるんです。
運営しながら、「これは難しいな」というキーワードは捨てて、逆に「これはいける」というキーワードはどんどん取り入れます。
ある程度、コンテンツの素材が確保できたり、順位が伸びてきたりしたら、サイトタイトルごと変更してしまいます。
こんなの、サテライトサイトだからこそできる立ち回りですよね。
実際にうまくコンテンツやページタイトル、サイトタイトルを変更していって、様々なキーワードで上位表示に成功した経験もあります。
サテライトサイトで効力を発揮するコンテンツとは
いろいろあると思いますが、僕が個人的にいいなと思ったのは、「口コミ」「レビュー」のコンテンツ。
ある程度の規模感と年月をもってしっかり運営しているECサイトなんかは、ユーザーからのレビューがけっこう溜まってきているところもあります。
それを「口コミ」としてサテライトサイトに利用するのです。
もちろん、まるまるコピペは色々まずいと思うので、文章を改変して掲載します。
そうすればオリジナルのテキストコンテンツとなって検索エンジンに評価されやすいし、口コミやレビューってユーザーが知りたがる情報だから喜ばれます。
ちなみに高評価のものばかりでなく、低評価なレビューもちゃんと掲載した方が、ほんとうの意味でユーザーのタメになるでしょう。
こういうのも、本サイトではなくサテライトサイトならではのワザですね。
サテライトサイトから本サイトへの流入率は
基本的にサテライトサイトからは必ず本サイトへのリンクを貼ります。
そうすることでCVに繋がりやすいユーザーを本サイトに流し込む事ができます。
商品購買の検討段階に入っているユーザーばかりなので、CV率はPPC広告よりも高いかも知れないですね。
気になるサテライトサイトから本サイトへの流入率なのですが、
当然サイトによって異なります。
大体ですが、サテライトサイトの訪問者数に対して25〜30%のユーザーが本サイトへアクセスします。
ただ、うちのサテライトサイトはゴリゴリに本サイトへのリンクを貼ってるわけでなく、コンテンツ中心なので、見せ方次第ではもっと前後すると思います。
以上、サテライトサイトのSEO活用法でした。
もし気になる事があったら相談してください。