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アパレルブランド系キーワードのGoogle検索結果画面でバグが発生中

2015/08/31カテゴリー:実用SEO対策

8月30日(日)の夜、クライアントワークで検索結果画面を調査していたところ、インデックス件数に異常を確認。

スクリーンショット 2015-08-31 0.30.27 (1)

「ドクターマーチン 3ホール」というキーワードのインデックス件数がたった10件。そんな馬鹿な。

ちなみにbingでのインデックス件数は正常値。

bing検索結果

ふむ、これはバグか何かなとTwitterに上げるとすぐに辻さんからのリプライ。

 さらに、別の方からも同様の報告ツイートが上がりました。

 

アパレル系掛けあわせキーワードで広範囲に渡るバグが発生している模様

上のツイートにあるように、アパレルファッションブランド系の掛けあわせキーワードでのインデックス件数が異常になるバグがGoogleで発生しているようです。

Yahoo!もGoogleアルゴリズムを起用しているので、同様のバグが起こっています。

辻さんの情報によれば、日本時間の8月27日1時〜8月28日1時の間から発生していたようです。こういったデータをトラッキングしているというのが凄い…。

バグの原因は?

札幌のSEOディレクター、伊藤さんが秒速で記事にされていましたのでそちらに詳しいです。

検索エンジンまわりのあれやこれや: ファッション系クエリの検索結果数激減

目的は潰してもきりのない「中価格〜高価格帯のファッション系ブランド商品のスパムサイト・偽サイト」の除外か。しばらく前のオフィスアワーで「この手のスパムは対策しても次から次に湧いてくるんです!」とおっしゃっていたので、抜本的な対策に乗り出したのでしょうか。

おそらくスパムサイト対策のアルゴリズムがうまく動作していないのでしょうか。
上の記事でも述べられていますように、「グッチ 歴史」などのキーワードにも影響が出ているのが辛いですね。
「ドクターマーチン サイズ」とか「ナイキ パーカー 着こなし」といったキーワードでも適用されてしまっています。

単なるバグなのか「ネズミを殺すために核爆弾を用いた」のかはわかりませんが、真面目にアパレル系ロングテールキーワードを戦略的に攻略しているクライアントを見ている僕としては前者である事を願います。

核爆弾?

 

ちなみにアパレル系、ファッション系のすべてのクライアントの8/27ごろからのorganic流入数をアナリティクスで確認したところ、とりあえず異常はなかったのでひとまず安心です。

ファッション系のサイトの関係者さんは、念のため8月27日ごろからの自然検索経由のアクセス数に変化はないか確認してみる事をおすすめします。

まぁバグっぽいのでこちらからの対策のしようはありませんが…。

検索エンジンマーケティング担当。
正攻法に特化したSEOコンサルタントとして、大小様々なサイトのSEOを指導。
フォースと共にあらんことを。

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