SEO内部対策/外部対策完全チェックリストが公開されてしまっている。
2015/05/19カテゴリー:海外SEO記事
フィリピンのSEO/デジタルマーケティング会社「leapfrogger」が「The Ultimet SEO Checklist」(ザ・アルティメット・SEO・チェックリスト)を公開しています。
SEO対策において必要なチェック項目を、
- リサーチ
- ページ内のSEO
- ページ外のSEO
- その他
の4項目に分けてインフォグラフィック形式でまとめています。ちなみにかなり縦長の画像でちょっと載せきれないため、リンク先で確認してください。
SEO対策で結果を出すためにはやることがたくさんありますが、このチェックリストを見れば抜け漏れが無いかザッと確認する事ができます。
中には海外でしか通用しないノウハウも含まれていましたが、普通に全国共通でチェックすべき項目を日本語で紹介させてもらいます。
こういうSEOのタスクをチェックリスト化したインフォグラフィック、僕もいつか作りたいなと思っていたのですが、こっちのは内容もデザインもハンパねぇ出来なので到底敵わないでござんす。
(5/21 追記)
この記事の後編「【保存版】ハンパねぇ究極のSEO外部対策をまとめてしまった。」を書きましたので、あわせてお読みください。
(追記ここまで)
リサーチ
■市場調査
■競合調査
- 競合の被リンクデータとソースを得る
- 任意のキーワード検索結果で競合サイトをリストアップする
■データ収集
- サイト状況を競合と比較する
- 情報(屋号、住所、電話番号等)を掲載する
- アクセス解析を有効化する
- サイト全体をクローリングする
■業界調査
■キーワード調査
- Google Adwordsのキーワードプランナーで充分
■ウェブマスターツール
Google ウェブマスターツール
- クロールエラーをチェックする
- ペナルティー有無をチェックする
- サイトマップが既に送信されているかチェックする
- 壊れたリンクをチェックする
Bingウェブマスターセンター
- まあ一応
ページ内のSEO
■一般
Sitemap.xmlを追加する
ナビゲーションを追加する
- メニューを追加する
- パンくずリストを利用する
robots.txtファイルを追加する
Canonicalをチェックする
ページネーション:rel=”prev”とrel=”next”を追加する
価値の薄いページはNoindexさせる
ウェブマスターツール上で見つかるトラブルは全て解決する
■メタタグ
タイトル
- タイトルにキーワードを入れる
- h1タグをチェックし、可能であればキーワードを入れる
- 早期にトラフィックを稼ぐために、ロングテールキーワードを使う
メタタグをチェックする
- タイトルが設定されていないページは、全て設定する
- メタディスクリプションが設定されていないページは、全て設定する
画像にaltタグが設定されていない画像は、全て設定する
hタグをチェックする
- hタグの順序は適切かチェックする
■パフォーマンス
モバイルフレンドリーかどうかチェックする
(レスポンシブルデザイン or モバイル・ウェブサイト)
ブラウザチェックを行う
ページの表示速度のチェックと改善
- CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)を使う
- 優れたホスティングを利用する
- キャッシュの仕方を工夫する
- 更なる修正点の洗い出しに、Googleインサイトを利用する
- コンテンツ
重複コンテンツをチェックする
ビジュアルデザインをレビューする
マルチメディアの利用
- メディアのサイズを最適化する
- メディアにタグを設定する
- Scehema
キーワード
- LSIキーワード(共起語)
サイロ化/コンテンツを適切なカテゴリーに配属させる
一般的な静的ページを公開する(プラバシー・ポリシー、サイトマップ、概要、コンタクト など)
ページが静的にインデックスされるよう”心がける”
内部リンクを貼る
良質な発リンクを貼る
コンテンツを定期的に更新・アップデートする
直帰率を観察する
■コードの外部ファイル化(CSS)
■URL
主要なキーワードを取り入れる
(相対URLではなく)完全URLを使う
動的URLはmod_re-writeでシンプルにする(できれば動的URLは使わない)
URLが上書きされた場合は301リダイレクトを使う
wwwのあり・なしでURLを正規化する
■Scehma
現在のSchema状況をテストする
可能な限りSchemaをマークアップする
WordPressを使っているなら、SchemaPlugin.comを使う
ページ外のSEO
■ブランド名でアラートをセットする
■コンテンツをチェックし、検索順位を見る。競合サイトを見つけ、リンクを取得する
■Pinterestに登録し、関連性のあるグループボードに参加する
■まとめを作る(やりすぎない事)
■関係性を構築するため、他のブログにコメントする
■賞を提供しているサイトに載る
■ニュースレターを発行する
■スポンサーになれるイベントを見つける
■キュレーションのプラットフォームに掲載される
■大手のメディアサイトとの関係を構築する
■Slideshareに掲載する
■あなたのコミュニティが他のサイトで利用できるようなバッジを作る
■自分のソーシャルアカウントに貼られているリンクを探す
■支援できるクラウドファンディング・プロジェクトを探す、リンクを得る
■オーソリティを構築し、リンクの貼れそうなQ&Aサイトを探す
■尊敬できる著者を見つけ、どのようなキーワードを使っているか調査する
■専門分野に特化したサイトを作り、そのサイトにリンクを貼り、カテゴリページに301リダイレクトさせる
■リンクされてないURLや、ブランドの表記を探す
■リンクを得るため、競合調査データを活用する
■SNSのプロフィールを作成する
■壊れたリンクを修正する
■インフルエンサーのサイトに寄稿する
■引用ディレクトリを探す
■公共系のサイトに載る
■地元の商工会議所のサイトを探す
■Webサイト同士のコミュニティを探す
■自サイト内の画像を使っているサイトを探し、リンクを付けてくれないか尋ねる
■マガジン・ニュース系のWebサイトに載る
■ハッシュタグを使わせる
■リンクベイトを行う(=記事でバズを起こす)
■何かサービスを使っているなら、”ユーザーの声”を提供する
■支援できるWebサイトにチャリティーを行う
■フォーラムで質問に答え、そこからリンクを得る
※ページ外のSEOについては
【保存版】ハンパねぇ究極のSEO外部対策をまとめてしまった。
を合わせてお読み下さい。
その他
■ソーシャルメディア
- ソーシャルメディアのアカウントを作成する
- サイトにSNSボタンを設置する
■ナレッジグラフを仕込む
- 検索順位をトラッキングする
■口コミのモニタリングとマネジメント
- 別のネットワークで自分達の名前を出す
- ブランド名などでアラート(Googleアラートなど)を続ける
■ブランディングと参照、トラフィックを向上させるその他の方法
- Youtube SEO
- Podcasting(Apple Store SEO)
- ブランド構築のため、本を執筆し、出版する(そしてAmazon SEOを行う)
- 顧客リストを作り、コミュニティ構築のためにメルマガを活用する
■CRO(コンバージョン率最適化)
- Googleアナリティクスを最大限活用する
- サイト表示速度のアップを続ける
- トラッキングのゴールを定め、測定を開始する
- ページの直帰率をチェックする
- ABテストを行う際は、コンテンツ重複を起こさないようにする
- (CVできる)適切なページが検索順位を獲得できているか調査する
■サーバーの環境チェックを定期的に行う
■常に最新のGoogleガイドラインをチェックする
■ページ内のSEOをスケジュール立てて実行する
■被リンクの調査をスケジュール立てて実行する
いかがでしたでしょうか。
自分の行なっているSEO対策の中で「抜け・漏れ」がないか、取り入れられそうなアイデアはないかをざっと確認する際に役立ちそうです。
「ページ外のSEO」では、”ニュースサイトに載る”とか”大手メディアサイトとの関係を構築する”とか、もはやSEOの域を飛び越えたブランディング活動とも言えるようなものが沢山含まれていますね。
最近、「究極のSEOとはロビー活動である」という事をよく考えるのですが、海外の先進的なSEO/マーケターはまさに「いかにしてサイトを有名にし、自然被リンクを得るか」という事をここまで考えているんですね。
またひとつ、刺激になりました。
参考URL:https://www.leapfroggr.com/seo-checklist/
【保存版】ハンパねぇ究極のSEO外部対策をまとめてしまった。