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競合サイトはSEO対策をやってるかな? 5つのチェックポイント

2014/06/11カテゴリー:実用SEO対策

あなたが、サイトにおいてSEO対策を進めていくなかで、
「この競合サイトはSEOをやっているのかな?」と気になった経験は1度や2度はあるはず。

そもそも「サイト更新を怠らない」「ユーザーにとって価値のあるコンテンツを発し続ける」という点に気をつければ、
個人的には「SEOをやっている」と言っていいと思うんだけれども、
ここでは「特定のキーワードに対して何か対策をしている」「SEO業者に依頼して対策をしている」という意味で捉えてください。

気になる競合サイトが「SEOをやっている」かどうか、判断する際に参考にするべき5つのチェックリストをまとめてみたので、参考にしてみてください。


 

タイトル前方に対策キーワードが含まれている

 

<title>タグに対策キーワードを含ませるのは、いつの時代も変わらない、SEO対策の基本中の基本
さらに、「キーワードはタイトルのなるべく先頭の方に含ませた方がいい」という暗黙の了解みたいなものがあります。

たとえば対策キーワードが「名古屋 インドカレー」だとしたら、
こんなタイトルのサイトはSEOを意識している可能性大です:

“名古屋 インドカレー | 本場のインドカレー専門店 ほにゃらら”
“名古屋でインドカレー食べるならほにゃらら”

逆に、こんなふうに特にキーワードが含まれていないようなサイトタイトルだと、油断しています。

“ほにゃらら 美味しい本場インドの味でおもてなし”

 

サイトの下部、または端にまとまった量のサイト紹介文がある

 

おそらくSEO業者による指示のものです。

御存知の通りGoogleはまだ画像の中身を完全に捉えることができません。
したがって、デザイン重視の画像中心のサイトは、Googleに読ませる箇所が必然的に少なくなるため、SEO上ではどうしても弱くなってしまいます。

そんなサイトに対するSEO業者のアドバイスは共通しています:
「テキスト量を増やして下さい。」

そこでサイト運営者は仕方なく、最も無難な「サイト紹介文」「運営者あいさつ」のようなテキストのかたまりをサイトに載せるわけですが、
テキストのかたまりというのはサイトのデザインを損なうケースが多いので、
自然に目立たない場所 =サイトの下の方や端の方にそっと加えるわけです。
そういうテキスト群はフォントサイズも小さいし、色も目立たない色(白背景なら灰色の文字)などにされています。

このような特徴を持つ「サイト紹介文」「運営者あいさつ」のようなテキストが見受けられる場合、得てしてSEO業者の息がかかっている可能性が高いです。

 

主要ページのmeta description、h1テキストがページ毎に変化する

 

meta descriptionは、そのページの内容を説明する、対検索エンジン用の要素。
<h1>タグの付いたテキストも、そのページの最も大きな見出し文となります。

SEO対策において、主要なページではこの2つの要素をそれぞれ変えてあげるのが定石。

競合サイト内の主要なページのソースコードをいくつか見てみて、
meta descriptionタグのかかった文と、
h1タグのかかった文がページごとに変化していたら、SEOを意識している可能性が高いです。

 

変な被リンクがついている

 

もしもSEO業者に対策を依頼しているのなら、
自然に見て「なんじゃこりゃ?」というようなサイト/ページからリンクが付いている事が多いです。

サイトに付いている被リンクをチェックするには、競合サイトのURLをコピーして、
http://www.opensiteexplorer.org/
このサイトにペーストして調査します。

そのサイトについている被リンクが一覧で表示されますので、気になるURLをチェックします。
明らかにリンク対策用に作られたような、薄っぺら〜いサイト(誘導サイト)からのリンクがついていれば、ほぼ間違いなくSEO業者に依頼しているでしょう。

ちなみに誘導サイトは、Googleが公式に禁止しています。
もしあなたがSEO業者に対策を依頼していて、サイトにこのようなリンクを貼られている場合は、ペナルティの対象になる恐れがありますので、充分お気をつけ下さい。

 

アフィリエイトサイトである

 

アフィリエイトサイトはSEO(しかもブラックSEO)で成り立っています。
SEOを意識していないアフィリエイトサイトというのは存在しません。

 

 

まとめ

 

以上の事を確認すれば、競合サイトがSEO対策を意識してサイトを作っているかどうかがわかります。

しかしSEOに本当に有効なのは、タグの調整や人工リンクの調達ではなく、ユーザーにとって価値あるサイトに仕上げること。
それは冒頭でも述べましたが、「サイト更新を怠らない」「ユーザーにとって価値のあるコンテンツを発し続ける」という事に収束します。

僕のこのブログも先月は全然更新できてなかったので、ちゃんと更新がんばろうと思います・・・(笑
人に言う前にまずね・・・

 

検索エンジンマーケティング担当。
正攻法に特化したSEOコンサルタントとして、大小様々なサイトのSEOを指導。
フォースと共にあらんことを。

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