企業・店舗サイトでブログをやるなら、内部ブログか外部ブログか
2014/02/21カテゴリー:実用SEO対策
ふだんクライアントに尋ねられる事の多い質問のひとつに、
「サイトでブログをやりたいんだけど、同じドメイン内でやるべきか、無料ブログを使うべきか・・・」
というものです。
それぞれにメリット・デメリットがあると思います。
内部ブログとは
内部ブログとは、サイト内にWordpressなどでブログを構築して、同じドメインの下層ページとしてブログを運営するやり方です。
たとえば、
http://www.abcdefg.com/blog
のような感じです。
内部ブログのメリット
記事の一つひとつがサイト内のコンテンツとして蓄積されていきます。
ある程度の頻度で記事の更新を積み重ねれば、サイト内のページがかなり増やせることになります。
サイト内のコンテンツとして見られるということは、サイト全体で狙いたいSEOキーワードの方向性を踏まえた記事を更新し続ければ、強力な武器となります。
内部ブログを更新するということは、サイトの更新頻度が高まるという事です。
そうするとクローラーの巡回頻度や巡回率も高まります。
結果としてクローラーによく見られるサイトとなり、キーワードでの順位上昇だったり、ブログの記事で取り上げたロングテールのキーワードでの上位表示に繋がります。
内部ブログのデメリット
記事の一つひとつがサイトの下層ページとして蓄積されるという事は、逆に言えばサイトと直接関係のない話題は扱えないという事になります。
よくあるのが、スタッフの日記的な内容のブログですね。
SEOコンサルタントの立場から言うと、サイト内容に直接関係のない話題だけの記事の更新は控えるべきです。
ページのインデックスにノイズが入ってしまうからです。
もし、どうしてもスタッフの日記的な内容等を書きたい場合は、その内容が記事のメイン内容となる事を避けて下さい。
外部ブログとは
外部ブログとは、アメブロやライブドアブログ、fc2ブログなど外部サービスのブログを使ってブログを運用する事です。
サブドメインのブログも同様です。
本サイトとは別のドメインでブログを持つということです。
外部ブログのメリット
内部ブログと違って、どんな記事を書こうと直接本サイトの評価には影響しません。(リンクを貼れば被リンク的な効果はありますけど)
つまり、スタッフが今日食べたランチの写真を掲載しようが、社員旅行の際の集合写真を載せようが、今日見たニュースに対する感想を書こうが、週末に訪れた観光地の感想を書こうが何を取り上げても自由です。
お客さんとのコミュニケーションだったり、単純にスタッフの楽しみや生き抜きの場として活用するのに適しています。
外部ブログのデメリット
逆に、本サイトのSEOキーワードのテーマにそった内容でどんなに優れた記事を書こうが、本サイトの評価には直接響かない点がデメリットであると言えます。
SEOキーワードを狙った記事を書いて本サイトへのリンクを貼れば、良い被リンクになり得ますが、だったら最初から内部ブログで投稿して本サイトのコンテンツにしてしまった方が早い気がします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
サイト内容やスタッフのキャラクターなどによって、内部ブログと外部ブログ、どちらを持つべきかは変わってくると思います。
どちらもメリットはありますので、自分に合った方を選んで下さい。
硬派にSEOキーワードにまつわる記事を書き続けられるなら、それは素晴らしい事です。内部ブログで記事を積み重ねるべきです。
逆に、スタッフの憩いの場だったり、お客さんにスタッフのキャラクターを知ってもらいたい、「ひとけ」を出したい、などのコミュニケーション的な使い方をされるのも絶対に必要な事だと思います。その場合は外部のブログを使うべきでしょう。
また、今のブログの運用方法や内容を見直してみてください。もしかしたら、ものすごく勿体ないことをしているかもしれないですしね。
内部ブログに関して言えば、記事ごとにすこーしだけSEOを意識して投稿できると最高ですね。
何か困った事があったら気軽に相談してください。